初ブログでは、「Googleって何?」というプロローグを書いてみました。
その中で、ユーザーが見ている前にGoogleが見ているということをお伝えしました。
このような言い方をすると、テクノロジー信者のように思われて、だいたい距離を置かれますw
でも、少し耳を傾けて聞いてもらいたいのは、その本質的価値です。
僕は、営業先でこういう質問をします。
「Googleって、何で収益を上げていると思いますか」
この答えは、少し戸惑って答える方、当たり前でしょっていう感じで答える方いらっしゃいます。
正解率は、50%くらいでしょうか。
そうですね、「世界最強の広告配信会社」です。
そして続けます。
「では、何を提供してユーザーを惹きつけていますか?」
って聞くと、こう答えます「検索エンジン」。
正解ですね、だいたい80%くらいです。
「では、その本質的な価値は何だと思いますか?」
っていう、いきなり哲学的な問いかけをすると、
ほとんどの方はこいつなんなん?という顔しますw
で、答えです。
「Googleは、“コミュニケーションテクノロジー”にその本質的価値を見出しました」です。
つまり、Googleは検索エンジンを通して、
ユーザーとコミュニケーションを図り、その情報検索の精度を高め、
今もなおゴリゴリの泥臭い改善によって、アルゴリズム(算法)のアップデートを繰り返しています。
◆「Don’t be evil(邪悪なことをするな)」
Googleの価値は、ユーザーが入力したワードに対して、必要とする情報を究極の精度で打ち返すことで、ツールとしての価値を高めています。
「Don’t be evil(邪悪なことをするな)」は、有名な社是ですが、
これは、結果的に社内だけではなく検索される側にも、その重要性を説いています。
つまり、検索結果の情報はユーザーが満足するものであるべきだということを言い続け
今もなお、カンファレンスなどでは情報発信コンテンツの重要性を説いているわけです。
シンプルに言うと「変なインチキして、検索結果をバグらせんなよ!」です。
◆テクニックとインチキは紙一重
サーチ・エンジン・オプティマイゼーション(検索エンジン最適化)
様々なSEOマーケティング会社が跋扈し、Googleのアルゴリズムに淘汰されています。
検索ユーザーが見えていないところで、「検索結果を変える仕掛けをすんじゃねぃばかやろう!」
烈火の如く、自然検索結果から叩き落された事業者は数知れず。
現在は、Googleの本質的価値とまじめに向き合ってきた会社しか残っていません。
※まだまだ多いようですけどね・・・、でもこれは構造的な問題が大きいです。
僕は、マーケティングスキルやテクニックというのは、行き過ぎるとインチキになる可能性があるということを力強くお伝えしたいのです(`Д´)> ビシッ
つまり、Googleがコミュニケーションテクノロジーを追及している検索エンジンだということを前提にすれば、ユーザーにフィットしない情報をリーチさせるような取り組みは、やめたほうがいいということです。
そういうことは、リスティング広告っていう場所を用意してますよね!ちゃんとお金払ってやってねということですね。
◆なぜ、こんなにGoogle推しなの?テックバカなの?
Googleの検索能力はすさまじい進化を遂げています。
これからも日進月歩です、「検索は選別につながる」これがテクノロジー反論者の一つの視点です。
確かに、そういう怖さを持っています。
しかし、翻ってみると古代からツールというのはそういうことを乗り越えてきました。
食物を切って料理する包丁は、殺人も犯せます。
車は現代人の足として欠かせないですが、交通事故は社会問題です。
飛行機は世界を結びますが、ひとたび事故を起こすと大惨事となります。
毒にも薬にもならないは、「役に立たない」という皮肉です。
僕は、このシンプルなツールに可能性しか感じません。
何より、情報に飢えていた僕に、様々なことを教えてくれました。(Google先生!)
ビジネスに利用しない手はない、というより利用しないでビジネスができるのかとも思います。
テクノロジーツールの盛者必衰はもちろんありますし、持続可能かどうかはだれも予測できません。
とはいえ、この情報検索というツールの在り方はきっと残ります。
人は情報を得やすい状況から、得にくい状況に戻ることができないと思うからです。
釈迦に説法ですが、経営者の皆様はビジネスが情報から呼込まれるというのをご存じの方が多いです。
そういう皆さんが、「デジタルテクノロジーは若い者にまかせて」というのは、会社にとって大きな損失です。
経営者は、判断力が必要です。
結果の数字さえ見れば、判断できるというのはおごりです。
その数字に、どんな意味が隠されているのかはテクノロジーを学ばない限り理解しようがありません。
「Googleが見ている、そしてコミュニケーションツールである」この二つを理解すれば、あまたあるテクノロジーサービスを理解できると断言します。
Amazonも、Facebook(META)もAppleもTwitterも、その本質的価値はユーザーとのコミュニケーションです。
実際のツールを見ながらご説明いたします。
ぜひ、一度お問い合わせいただいて、楽しい知識の旅をしましょう。
きっと、わくわくしますよ♪
今日もより善き一日を♪
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